1981-10-22 第95回国会 衆議院 決算委員会 第2号
もちろん、この大綱を決めるに当たりましては、地元自治体とも十分な連絡をとった次第でございますが、現在、御指摘のように勝部地区、服部地区あるいは野田地区というようなところからそれぞれ個別の要望が出てまいっておりまして、少し前の状態に比べますと、かなり具体的な案が出てきたわけでございます。
もちろん、この大綱を決めるに当たりましては、地元自治体とも十分な連絡をとった次第でございますが、現在、御指摘のように勝部地区、服部地区あるいは野田地区というようなところからそれぞれ個別の要望が出てまいっておりまして、少し前の状態に比べますと、かなり具体的な案が出てきたわけでございます。
そこで、昨年来特に空港のすぐ横の勝部地区につきましては、早くあそこの移転補償を片づけまして緩衝緑地帯をつくりたいということでやっております。
ちなみに、短時間ですから数字を申し上げますと、あの該当する勝部地区の防音林の中でWECPNLの変化をその後はかっているわけでありますけれども、昨年調査をされました五十二年五月十八日の段階では、これが九〇一・三、そして、その後エアバスの導入に従ってどう変化したか、六月が九一・〇、七、八月が九〇・九、九月が九〇・八、十月、十一月九〇・七という変化であります。
○高橋(寿)政府委員 御指摘のように、空港のすぐ横にございます勝部地区に緩衝緑地帯ができますと、これはもう大阪空港問題解決の一つの突破口ができたという形になりますので、何とかこれをやりたいと思って努力をしておるわけでありますが、先ほど申し上げたいろいろな事情で進んでおりませんけれども、お示しのように個々のおうちの実情をよくわかっておりますので個々に当たっております。
これは豊中の勝部地区なんかはわりと大きい土地の人が多いのですけれども、たとえば川西市とかそういうところで非常に小さい家に住んでいらっしゃる、そういう方々は、むしろちょうど四十坪ぐらいの土地が欲しい。ところが、この機構で整備した土地は大体七、八十坪ということでございます。これは安いところをつくろうと思いますから勢い郊外になります。御指摘のように交通不便なところになります。
たとえば、いま一番激甚地域になっているのが勝部という部落でありますけれども、この勝部のところへ緩衝緑地帯をつくることによって、そしてそっくりそのまま新勝部地区というものをどこかにつくってあげる、こういうふうな手法が住民の福祉を考えた上での最も望ましい姿じゃなかろうか。
それから二つ目に、勝部地区で箱庭のような四十坪ぐらいのところではとてもだめだ、もっと大きな土地が欲しい、先生が御指摘の点、非常によくわかります。私どももそういう声は承っております。
それから、五番に関連して出てくるのですが、「移転者については、出来るかぎり近いところで共同住宅や代替地が取得され易くするため諸補助金制度」を改善するというふうに覚書に書いてあるのですが、向こうへ行って勝部地区なんかで陳情に来られた地域の人の話をいろいろ聞いておりますと、移転したい、だけれども運輸省から出る補助金が坪三十万くらいだ、豊中でどこを探したって一坪四十万円以下の土地はないんだ、移転したくたってできないじゃないかという
それから勝部地区の三・一八ppbと申しますのは、滑走路の南方、大体XY座標のちょうど原点の近傍でございます。この近所には固定の測定点がございませんので、したがってこれはただ生の数字をそのまま掲げたということでございまして、比較すべきものがなかったというだけのことでございます。
○東中委員 これは大阪市、豊中市というふうにやってあるのですが、アセスメントの三十二ページでは、「周辺地域の年平均NO、濃度をみてみると、豊中市勝部地区で〇・〇〇三一八ppm走井の空港隣接地点で〇・〇〇五四三ppmである。」、こうなっているのですが、これの今度の寄与率はどれくらいになりますか。
そのページの次の部分を見ますと、「空港に近い勝部地区で航空機によるNOxの年間平均濃度は〇・〇〇三一八ppm、走井の空港直近で人家のない地区でも〇・〇〇五四三ppmとなっています。」こう書いてあります。先ほどの説明のところは寄与率で、そしてここではppmで書いてあります。そして〇・〇〇とつくわけであります。
そういう状態を考えますと、この豊中市における影響度は、大きい方を見ても〇・七五%と、先ほどの勝部地区の七・二%、走井地区での一二・三%、余りにもけたが違い過ぎると思うのであります。たとえば伊丹で一・一九、伊丹の方がいかにもその寄与率が高いような印象を受けますが、むしろもともとその地域は汚染度が低いところなのではありませんか。
そうして御存知じだと思いますけれども、特に問題の難点は、例の離陸時の噴射の正面に大阪の、特にこれは勝部地区でありますが、エンジンを吹かす音が物すごいものでありまして、しかも噴射をまともに受けるという民家がそこにあるという現実もよく御存じだと思います。
特に飛行機の場合、これからはいわゆる大阪空港のAランよりも、エアバスはどうしたってBランを使うわけですけれども、勝部地区はそのサイドになる。そしてその勝部地区が一番排ガスを出す真近にあるという状態が、Aランを使うよりBランを使うことによっていよいよ強くなってくる。
○木下委員 勝部地区も問題が大きいでしょうけれども、伊丹の方の神津だって、あの伊丹周辺の方だって、やはり私は問題があると思うのです。特に排出量の点から言うと、むしろ飛び立つときの方が多いわけでありますから、その点では問題はより強いのではないかと思うのです。 環境庁は、鼻出血問題で瞬間濃度の測定をしておるようでありますが、この測定をした実際の期間は、いつからいつまでですか。
○野津政府委員 測定点につきましては、ただいまお話ございました豊中市の勝部地区におきまして五測定点、さらに伊丹市の神津小学校の北側で一、それから伊丹市の日東紡社宅で二ヵ所、さらに対照地区としまして伊丹市の瑞穂小学校、川西の加茂小学校、尼崎の城内高校、これだけの測定点でございますけれども、ただいま御指摘のございましたいわゆる瞬間濃度につきましては、勝部地区の二点それから伊丹市の神津の一点と、三ヵ所で実施
○井下説明員 四十八年の測定でございますが、たとえば勝部地区におきまして、COの瞬間濃度が通常の……(木下委員「運輸省、測定したのですか」と呼ぶ)測定いたしました。その結果、CO濃度としましては、勝部地区で二・九ppmという数字を得ております。
ところが、これでは勝部地区の方へしりを向ける、そうすると騒音がものすごい、そこでちょっと後ずさって、そうして西の方というんですか、そちらへしりを向けて発着を待つということになるわけですけれども、そうすると滑走路までの段階で二、三分かかってるんですね。そうすると、おりてくる飛行機との関係でニアミスが起こる。いわゆるいま申し上げたローリング・テーク・オフという方式ですか。
前年騒音防止のときにでも、大阪の勝部地区の鼻血の問題を出しましたが、ここでも起こっておりまして、たとえばいろいろアンケートをとってみますと、津和田は二百七十一人の人のアンケートによりますと、せきが出やすいが五十五人二〇・三%、鼻血が出るという人は二十五人九・二%、いらいらが百十九人四四・三%、赤江地区におきましては二百六十五人の対象で、せきが出やすいが五十三人二〇%、鼻血が出るが十五人五・七%、いらいらが
どういう状況かというと、勝部地区というのは、豊中市の勝部地区というのは、昭和四十五年の二月からB滑走路が使用開始されて以後、それ以後鼻出血が頻発しだしているのです、子供の鼻出血がね。しかも私どもも現地へ行ってよく知っておりますけれども、B滑走路と住民の民家の間というのは五、六十メートルしか離れてないのですよ。そこで頻発をしておる。
そうして伊丹市や川西市、豊中市などをずっと回られて、最も至近距離にあって被害の激甚地であります豊中の勝部地区、ここへ御視察をいただきまして、住民の声を直接お聞きをいただいた際に、そのあとで大阪空港事務所での記者会見で、豊中市の勝部地区の鼻出血被害の調査結果を待たずに救済の手を差し伸べたいというふうに記者会見でお述べになられたということで、これは国として初めて、長年、ここ数年来のたいへんな問題であったところを
○説明員(梶原清君) 先生御指摘の勝部地区における鼻出血対策等につきまして早急に地方公共団体とよく相談をいたしまして、地元の方の御不満のないように努力をいたしたいと思います。
着陸態勢に入りましたいわゆる豊中市の勝部地区あたりで上を見ておりますと、確かにもう地上すれすれで入ってまいります飛行機の大きさは確かにございますけれども、このエアバスの安全性あるいは排気ガスにつきましては、アメリカのメーカーにおきましても、いままでの宇宙技術を十分に取り入れて最大限の安全策を施しておりますし、この検査の結果についてはわれわれも十分自信を持っております。
ただ私、気になりますことは、一つはたとえば大阪空港の勝部地区の一部のように、B滑走路から誘導路を飛行機がおりてきて、アイドルと申しますか、地上走行いたしますときにエンジンの排出ガスが直撃するところが若干あるわけでございます。
とにかくあれだけの速度で走るわけですし、瞬間的にも拡散しちゃうのですからね、たいへんな力で拡散しちゃうのだから、空港周辺がどれだけ汚染したかというのは、なかなかこれはむずかしい問題でしょうし、なかなか結論が出ない問題だと思うのですが、ただ最後にいまおっしゃったように、この三月に大阪府が発表をしたものによると、いまのB滑走路のところからの勝部地区に対して瞬間的にたいへんな濃度の高いものが放出されている
そういう点におきまして、特に勝部地区等におきまして、大臣も御承知のように、特に子供に鼻血が非常に多いわけであります。それから、特に婦人であるとか病人ですね。一日じゅう在室しておる人などは、非常に頭痛を訴えておるわけです。
私どもとしては、因果関係がはっきりいたしておりませんし、特に排気ガスに関連いたしまして勝部地区の鼻出血の問題がございます。こういう点につきましては、やはり原因がどうであるか、因果関係があるのかないのかということは、もう少し調査を進める必要があるというふうに考えておりまして、環境庁とも協議いたしまして調査を開始したいというふうに考えております。
たとえば大阪のあの勝部地区、あそこへぼくたちは、あのときは佐々木運輸大臣とですか、——うあっととにかく顔へ一ぱいかかってくるのです。もうもうとまっ黒ですよ。家の中にも一ぱい入ってくるのですよ。そこへちょっと壁をつくっていますけれども、そんな壁ぐらいこたえないですよ。そういうところをはからずに、あなたはきれいなところをはかっているか、あるいはそれとミックスして、何といいますか、少なくしているか。
第一班には、豊中市長竹内義治君が説明役として同乗され、まず、豊中市利倉地区へ向ったのでありますが、途中最近とみに騒音及び排気ガスによる著しい被害を受けているといわれる勝部地区に立ち寄りました。 勝部地区では、多数集まっておられましたが、多くの方々から、騒音と排気ガス被害のなまなましい体験、子供さんたちの鼻出血の実情等をお聞きしました。
いままで大阪の豊中の勝部地区、あすこへ行っても、ものすごい鼻血を出したりたいへんな被害者が続出しておるわけでしょう。これについて運輸省に対する環境庁からの勧告というのは、一つもないじゃありませんか。これについていかがですか。
まず初めに、空港周辺地域の状況でございますが、空港周辺における大阪府側の大部分は航空機の着陸側に当たり、着陸機の進入直下に当たる豊中市利倉、勝部地区等は、滑走路に近接し、最も近いところでは滑走路から百メートルそこそこのところに人家が所在しております。